
BIM sustaina for Energy(標準入力法)は、ZEBプロジェクトを「より速く、賢く、確実に」実現するための性能検討を支援します。
設計の初期段階からBIMデータを活用し、WEBクラウド上で建物の省エネ性能をシミュレーション。まるで「設計図の燃費」を事前チェックするように、ZEBの達成可能性を「見える化」します。
これにより、これまでZEB設計の壁となっていた「複雑な性能計算」と「関係者との合意形成」という2大ハードルを解消し、プロジェクトをスムーズに成功へと導きます。

01 Automation 自動化で業務効率を飛躍的に向上
■ 構造体・室ごとの負荷集計表を自動作成
構造体負荷計算と室別の負荷集計表を自動生成します。建築情報に基づき、建築設備設計基準(R3)と、基準一次エネルギー消費量の根拠値と設定スケジュール(建築研究所)を自動代入した計算結果はExcelでダウンロードでき、個別の要件に応じた詳細な調整も可能です。
■ 室ごとに必要な空調機の能力・台数を自動代入
各室に必要な空調機(室内機・室外機)の能力と台数を自動算出します。プリセットされたパッケージエアコン(ダイキン・三菱)を基準機器とし、負荷計算結果に基づく目安値が代入されるため、機器検討の開始がスムーズです。
■ 設備情報は不要。One Click BEIなら建築情報だけでBEI速報を算出
One ClickでBEI速報を算出*するために、設備情報は不要です。BIMまたはExcelで作成した建築情報をアップロードするだけで、自動負荷計算に基づきBEI算出に必要な各種設備基準を自動代入して、BEI速報値を算出します。改修時の現状性能把握にも活用できます。
*特定の条件の物件で使用いただけます(2025/4/10現在)
■ 標準入力法入力シートを自動作成
Webproの最新バージョンに対応した標準入力法入力シートを自動作成します。建築情報や自動代入された空調機を自動代入しています。また、Webproの基準設定仕様による計算も可能で、室数の多いプロジェクトでのWebpro入力シートの初期フォーマット作成にも活用できます。
02 Data Utilization データ活用で設計力を革新
■ 意匠BIMモデルを省エネ計算に活用
いつものBIMソフト上の専用ダイアログで操作でき、省エネ仕様の検討もサクサク進みます。
Graphisoft ArchicadおよびAutodesk Revitに対応したBIM sustaina for Energy Sync(BIMアドオンソフト)には、 WEBPROを使った省エネ計算に必要な属性情報が網羅されています。
*対応バージョン: Archicad 27, Revit 2023/2024(Windows版)
■ クラウド連携による設計情報の一元管理
設計・仕様変更のたびに省エネ計算が可能です。計算結果や設計データはすべてクラウド上で管理され、建築・設備・協力会社と常に最新の情報を共有可能です。シミュレーションを何度でも実施でき、設計検討のPDCAを加速します。
03 Visualization 可視化で意思決定を最適化
■ 設計案ごとのライフサイクル光熱費・CO2レポート
設計初期からライフサイクルで環境負荷やコストのシミュレーションが可能です。設計案ごとの省エネ計算結果に基づき、一次エネルギー、電気・ガス・油の複数熱源に対応したライフサイクル光熱費・CO2排出量の推移をグラフや数値で可視化します。
グラフ表示されている数値のバックデータをExcelでダウンロードでき、自社の施工費などを参照した投資回収シミュレーションなどに活用することも可能です。排出係数や単価は最新の公的データに基づき調整可能です。
■ 設計案の検討プロセスを、バージョン履歴として自動保存
煩雑な設計ドキュメントも、バージョン管理によって整理され、必要な情報へ迅速にアクセス可能です。設計案の変更履歴を自動で保存・可視化し、いつでも過去のバージョンと比較・復元が可能です。
どの検討項目で、どのような変更を加えたかの検討プロセス自体を蓄積でき、意思決定の背景もチームで共有できます。
BIMサステナは、さまざまなシーンでZEB化検討・設計を効率的に支援します。
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省エネ計算用BIMアドオンソフト対応バージョン ※Windows用インストーラーのみ
- モデル建物法対応:Archicad 26/27、Revit 2023/2024
- 標準入力法対応:Archicad 27、Revit 2023/2024
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